クラウドプロトタイピングの背後にある目的は、アプリケーションをクラウドでプロトタイピングするためのシンプルなメカニズムを提供することです。ここでは、このメカニズムを使用してアプリケーションをクラウドにデプロイする方法や、役立つ情報を提供します。
デプロイメントプロセスでアプリケーションがパッケージ化され、Amazon サーバーに基づく GeneXus のクラウドにアップロードされます。開発者は、次のバックエンドの Web またはスマートデバイス (Android と iOS) のアプリケーションをデプロイできます。
- MySQL を DBMS として使用する Java
- MySQL または SQL Server を DBMS として使用する .NET
警告: この機能は、プロトタイピング目的でのみ利用できます。別の SLA が必要になる本番運用時のアプリケーションのホスティングには使用できません。
アプリケーションをデプロイするには、開発者が GeneXus に登録されている必要があります。ユーザーアカウントがない場合は、ここで作成できます。
- プロセスは既存のナレッジベースから始めます。既存の環境を使用することも、Java または .NET ジェネレーターで新しい環境を作成することもできます。新しい環境を作成する場合、ターゲット環境として設定することを忘れないでください。
- まず、アプリケーションをクラウドにデプロイするということを指定します。これを行うには、次のように、[ Deploy to cloud ] プロパティを Yes に設定します。
- このプロパティを設定すると、サーバーと仮想ディレクトリーの既定値が自動的に設定されます。
- また、データストアのプロパティの値が自動的に設定されます。
クラウドにデプロイしたアプリケーションを管理するには、GeneXus 開発者アカウントが必要です。そのため、最初にアプリケーションを実行する場合、アカウントを確認するダイアログが表示されます。ユーザーアカウントがない場合は、ここで作成してください。
ユーザーの詳細が提供されると、GeneXus のサービスを使用してアカウントの存在がチェックされます。アカウントが存在し、必要な権限があれば、プロセスが続行して、仮想ディレクトリーおよびデータベース名が利用可能かどうかをチェックします。これらの値が利用可能であれば、データベースおよび仮想ディレクトリーが作成され、そうでなければ、問題を知らせるエラーが表示されます。
プロセスが続行して、テーブルが作成され、アプリケーションが生成されてサーバーにデプロイされます。
最後に、アプリケーションが実行されます。つまり、ブラウザーが開いて、エミュレーターが起動するなどします (使用したジェネレーターおよび設定によって異なります)。 アプリケーションの実行について詳しくは、「QR コードからの実行」を参照してください。
このプロセスの背後にあるメカニズムについて知るには、「クラウドにデプロイ: 実情」を参照してください。
Prototyping features and Deployment of applications for Smart Devices
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