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[Use Cache] プロパティ

以降のバージョンでは除外GeneXus 15 Upgrade 2

ユーザーがクエリを実行するたびに、データベース上ではデータの選択処理が行われます。これを実行するのに必要なリソースや時間のコストは、非常に高くなる場合があります。クエリの条件を満たすデータを膨大な数のレコードから選択することは、かなりの時間を要する可能性があります。
ユーザーは日常的に、クエリを短期間で何度も実行します。クエリが大量のリソースを消費する場合、 [ Use Cache ] プロパティを有効にしていないと、実行のたびにその量のリソースが消費されることになります。
クエリによって選択されるデータが、変更されないか、変更されても問題ない (データ分析時点では考慮する必要がない) 静的データと見なせる場合、 [ Use Cache ] プロパティの値を True に設定できます。それ以外の場合は、このプロパティの値を False に保つ必要があります。
[ Use Cache ] プロパティの値が True であり、Query オブジェクト、または Query Viewer コントロールと関連付けられた Data Provider オブジェクトがあるときは、クエリまたはデータプロバイダーが実行されます。このクエリまたはデータプロバイダーは、ユーザーがデータベースを初めて使用する場合にのみ、データベースにアクセスします。このクエリの結果は一定時間 (後述の情報を参照) サーバーに格納され、同じユーザーが別のクエリを実行すると、このストレージから応答が返されます。データベースへのアクセスは発生しません。

サーバー上でのデータの保存期間

Web アプリケーションの場合、 [ Use Cache ] プロパティの値が True のときは、クエリまたはデータプロバイダーの実行結果データはそのユーザーの Web セッション内で保存され、そのセッションの間、維持されます。

False 常にデータベースにアクセスすることでデータを読み取ります。これが既定値です。
True Query オブジェクトまたは Data Provider オブジェクトの初回実行時にのみ、データベースへのアクセスが行われます。
 

適用範囲

出力タイプ: Table、PivotTable、Chart
 








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Created: 15/01/07 22:46 by Admin Last update: 21/05/21 04:33 by Admin
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