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[NotifyContextChange] プロパティ

既定で、コントロールコンテキストを対応する情報とともに保存します。

False
True

説明

既定値: False
Web パネルにグリッドがあるとします。このグリッドでは、 [ Notify Context Change ] プロパティが [ True ] に設定されています。これにはどのような意味があるでしょうか。グリッドに関連するコンテキストの変化を監視できることを意味します。つまり、ユーザーが行を選択した場合、アプリケーションはこれを検出し、選択されたこの行をコンテキストとして保存します。 
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コンテキストで何が分かるのでしょうか。コンテキストとは、フォームにおけるアプリケーションのコンテキストを意味します。CustomerId テキストボックスにアクセスする場合のコンテキストは CustomerId です。たとえば、請求書行のグリッドにアクセスする場合は、コンテキストは請求書の行です。
画面内で移動する場合、項目属性および変数のコンテキストを変更します。コンテキストの変化に関するこのような情報は、インテント指向インターフェース作成時には必須です。
このアプローチにより、アプリケーションのコンテキスト情報 (カーソルの位置) に基づいてイベントをトリガーしてアクションを行うことができます。
そのため、ユーザーインターフェース (UI) はコンテキストセンシティブとなり、最終的なアプリケーションの機能が強化されます。
このプロパティは、項目属性が式の場合は使用できません。
項目属性と変数については、読み取り専用ではないフィールドのみ (編集ボックスやチェックボックス、コンボボックス、ラジオボタンなど) に適用されます。変数/項目属性がフォーカスされると、コンテキストがその情報とともに保存されます。変数/項目属性の値の変更は検知されず、変数/項目属性上のカーソルのフォーカスのみが検知されます。フリー スタイル グリッドの項目属性/変数についても同様です。
標準グリッドの場合:
  • 行を選択すると、行全体がコンテキストに保存されます。
標準/フリー スタイル グリッドの場合:
  • SDT コレクションにバインドされたグリッドについては、グリッドタイトルを選択するとグリッド情報がすべてコンテキストで追跡されます。
SetContext イベントをプログラムすることで、追跡する情報を変更できます。

適用範囲

オブジェクト: Transaction、Web Panel
コントロール: 項目属性/変数、フリー スタイル グリッド、グリッド

参考情報

コンテキストを区別するユーザーインターフェース


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Created: 14/09/18 03:46 by Admin Last update: 21/05/20 04:42 by Admin
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