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[Gradle Options] プロパティ

Gradle (Android のコンパイルに使用されるビルドシステム) に渡すことができる追加フラグを指定します。 このプロパティは上級開発者向けであり、使用上の責任は開発者が負います。

説明

既定では次のコマンドがあります。
--no-daemon --parallel -Dorg.gradle.jvmargs=-Xmx$(ALLOC_SIZE)m
ここで、$(ALLOC_SIZE) は 3072 です。この動作を無効にするには、'--daemon' フラグを削除します。
フラグ 説明
--no-daemon Gradle のデーモンを無効にします。代わりに、--daemon フラグを使用してデーモンを有効にすると、以降のビルドの速度が大幅に短縮されます。既定では、Android の他のビルドプロセスと干渉しないように無効になっています。
 
--parallel ビルドタスクを並列実行する (つまり、メインプロジェクトを並行にコンパイルする) ように指定します。
 
-Dorg.gradle.jvmargs=<引数> デーモンプロセスで使用する JVM 引数を指定します。指定可能な引数については、こちらを参照してください。
特に、「-Xmx2048m」を使用すると、Gradle デーモンに割り当てることができる最大メモリー量 (2 GB) が設定されます。

  • Android の Gradle プラグインは、ビルド時間を大幅に短縮するのに十分なメモリーがデーモン VM に割り当てられている場合、特別なオプション DexInProcess を使用します。[ Multidex Build ] プロパティを有効にすると、DexInProcess を有効にするために必要なメモリー量が 1 GB 増えます (このプロパティによって javaMaxHeapSize の既定値が変更されるため)。結果として、$(ALLOC_SIZE)3 GB に設定されます (-Xmx3072m)。それ以外の場合は、2 GB が使用されます (-Xmx2048m)。
  • GeneXus 15 Upgrade 9 以降では、デーモンフラグは無効になっています (--no-daemon)。
    それより前のアップグレードでは、このフラグは有効になっています (--daemon)。
  • --offline: ネットワークリソースにアクセスせずにビルドを実行するよう指定します。コマンド ライン インターフェースのドキュメントを参照してください。

実行時/設計時

このプロパティは設計時にのみ適用されます。

プロパティの変更の適用方法

このプロパティの変更を適用するには、 [ すべてビルド ] を実行します。

適用範囲

対応しているプラットフォーム: スマートデバイス (Android)

参考情報


Created: 18/10/29 01:06 by Admin Last update: 21/05/21 02:40 by Admin
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