このプロパティを True に設定すると、GeneXus のプロシージャーが EJB として公開されます。

値

適用範囲

オブジェクト: Procedure
ジェネレーター: Java

説明

GeneXus のプロシージャーを EJB として生成する方法は 2 とおりあります。1 つは、 [ Expose as Enterprise Java Bean ] プロパティを True に設定する方法です。プロシージャーは、セッション Bean (ステートレス) およびメッセージ駆動型 Bean として生成され、外部アプリケーションから呼び出せるようになります。

注

GeneXus のプロシージャーを EJB として公開するには、 [ Expose as Enterprise Java Bean ] オブジェクトプロパティを設定する必要があります。
オブジェクトの [ Call protocol ] プロパティが「Enterprise Java Bean」になっている場合、既定で GeneXus オブジェクトと外部オブジェクトから自動的に呼び出すことができます。ただし、外部オブジェクトに対してのみ公開し、GeneXus 内では共通のプロシージャーとして使用したい場合は、[ Call protocol ] プロパティは内部の値を保持し、 [ Expose as Enterprise Java Bean ] プロパティを True に設定します。

要件

クラスパスに EJB サポートライブラリーをいくつか追加する必要があります。各 J2EE サーバーはこのサポートを提供しています。たとえば、WebSphere では、lib フォルダ内の j2ee.jar にあります。EJB プロシージャーのコンパイルには、これらのクラスが必要です。
LUW (Logical Unit of Work = 作業論理単位) は、そのオブジェクト自体、または EJB コンテナで管理できます。2 つ目のオプションの利点は、GeneXus EJB プロシージャーを外部アプリケーションで使用できることです。また、LUW の管理を EJB コンテナ管理者が設定できるため、GeneXus にまったく依存しません。
この機能は、 [ Transaction Type ] という新しいオブジェクトプロパティで設定されます。既定値は [ Container ] であり、これは、EJB コンテナが LUW を管理することを意味します。

実行時/設計時

このプロパティは設計時にのみ適用されます。

参考情報

トランザクションの整合性と Enterprise Java Bean
[ Call protocol ] プロパティ