| [Default Layout Orientation] プロパティ | |
一部のスマートデバイス用アプリケーションは、特定の向きで実行されるように開発されています。その場合、デバイスを回転しても画面は回転しないことが重要です。明示的に示されていない限り、すべてのパネルでこの動作を維持する必要があります。
Default | プラットフォームレベルでプロパティで指定された値が使用されます。 | Landscape | 各オブジェクトの既定の向きのレイアウトは Landscape に限定されます。また、優先順位が高いレイアウトが対象のプラットフォームに適用され、そのレイアウトで Portrait が指定されていない限り、回転できません。使用する起動画像の向きが Landscape に指定され、回転はしません。 | Portrait | 各オブジェクトの既定の向きのレイアウトは Portrait に限定されます。また、優先順位が高いレイアウトが対象のプラットフォームに適用され、そのレイアウトで Landscape が指定されていない限り、回転できません。使用する起動画像の向きが Portrait に指定され、回転はしません。 |
たとえば、縦長表示用に設計されたアプリケーションで、ビデオを撮影したり、バーコードをスキャンしたりするための横長方向のオブジェクトが必要になる場合があります。
このようなアプリケーション用に [ Default Layout Orientation ] プロパティが用意されています。このプロパティを使用すると、各オブジェクトのレイアウトを変更せずに、アプリケーションの向きを設定できます。
このプロパティは次のレベルで使用できます:
- プラットフォーム: 対象となるプラットフォーム用のアプリケーションで生成されたオブジェクトの既定の向きを示します。プラットフォーム レベルの値 "Any" は、事前に定義された向きがないことを意味します (これが既定値です)。
- メインの SD オブジェクトはアプリケーションカテゴリで、メインオブジェクトと、そこから呼び出されるオブジェクトの向きを示します。
レイアウトが次のように指定された iOS アプリケーションの SD パネルについて考えてみましょう:
- Any Platform、Any Mode、Landscape (1 番目のレイアウト)
- iOS、Any Mode、Any Orientation (2 番目のレイアウト)
- iOS、Any Mode、Any Orientation (3 番目のレイアウト)
iOS アプリケーションが次の状態の場合:
- 向きが Landscape に限定される場合、SD パネルは、優先順位が高い 1 番目のレイアウトを使用します。
- 向きが Portrait に限定される場合、SD パネルは 3 番目のレイアウトを使用します。
- 向きが限定されない場合、SD パネルは、優先順位が高い 2 番目のレイアウトを使用します。
対応しているプラットフォーム: スマートデバイス (Android、iOS)
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