[Compilation Mode] プロパティ

Android アプリケーションをコンパイルするモードを指定できます。値を切り替えることで、開発から本番運用までのプロセスを簡素化できます。

値

Development

これが既定値です。アプリケーションは開発向けにビルドされます (配布不可)。このモードを指定すると、本番運用が可能な程度に安定していると開発者が判断するまで、アプリケーションを Google Play ストアにアップロードできません。アプリケーションは Android Studio フレームワークからデバッグできます。

Distribution

アプリケーションは本番運用向けにビルドされます (配布可能)。また、 [ Android Application Signing ] プロパティ (既定では空) を設定して、アプリケーションに配布資格情報で署名する必要があります。このモードでは、アプリケーションを Google Play ストアにアップロードできます。Android Studio フレームワークからのデバッグはできません。

説明

注

このプロパティは GeneXus 15 Upgrade 5 の新しいナレッジベースに対応しており、スマートデバイスの [ Main object properties ]で使用できます。
アプリケーションを GeneXus 15 Upgrade 5 に移行中で、[ Application Signing ] プロパティをナレッジベースに既に設定している場合は、 [ Compilation Mode ] プロパティと [ Application Signing ] プロパティの両方が [ Smart Devices Generator ] プロパティに保持され、GeneXus Server リポジトリとの互換性が確保されます。
配布モードでビルドした場合は、アプリケーションを難読化することを強くお勧めします。
このプロパティの値を切り替える際には、アプリケーションの署名に使われた証明書が異なること (開発の場合はデバッグ、配布の場合はカスタム) に留意する必要があります。アプリケーションがデバイス/エミュレーターに既にインストールされている場合に、開発者がアプリケーションを別のモードでインストールすると、そのインストールは失敗します。この問題を回避するには、アプリケーションの前のバージョンをアンインストールします。

値

説明

注

使用可能バージョン

適用範囲

参考情報