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[ビルド用コールツリー] オプション

GeneXus の既定のビルド/リビルド/実行プロセス (分析|生成|コンパイル) では、指定されたメインオブジェクト (通常は開始オブジェクト) を扱い、コールツリー内の各オブジェクトが変更されていないかどうかを調べ、変更されているオブジェクトを分析および再生成します。
コンパイル段階で、ほかのメインオブジェクトが見つかるたびに、既定でコールツリーの検索が停止 ("カット" とも言います) します。つまり、メインオブジェクト A が B を呼び出し、これが C を呼び出した場合、C もメインオブジェクトであるときは、A の既定のコールツリーは A と B のみで構成されます。C はツリーに含まれないため、A と B だけがコンパイルされ、C はコンパイルされません。
[ これだけをビルド ] / [ これだけを実行 ] を C オブジェクトに対して実行した場合も、C オブジェクトは開始オブジェクト (A オブジェクト) のコールツリーに入っていないため、コンパイルされません。
この動作を、[ ビルド用コールツリー ] オプションで変更することができます。


Stop on Main Objects     コールツリーの検索は、ほかのメインオブジェクトが見つかるたびに停止します (ツリーがカットされます)。
Full         コールツリーの検索はほかのメインオブジェクトが見つかっても停止しません。この値は、複数のメインオブジェクトでコールツリーが構成される、
特定のエントリー ポイント オブジェクト (通常はログインフォーム) を持つアプリケーションで使用する必要があります。
分析対象のオブジェクト数が増え (通常変化しない)、ビルド/リビルド/実行の時間が長くなる可能性があるため、この値の使用は推奨されません。
GeneXus X Evolution 3 以降、これが既定のオプションです。

参考情報

ビルド/リビルド/実行
開始オブジェクト





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Created: 14/09/18 03:13 by Admin Last update: 21/05/21 04:32 by Admin
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