| [Output] プロパティ | |
データプロバイダーがタイプを返す、構造化データタイプ名またはビジネスコンポーネント名を設定します。
Data Provider オブジェクトの出力は階層構造です。GeneXus では、このタイプのデータを構造化データタイプ (SDT) オブジェクト、またはそのコレクションで表します。ビジネスコンポーネント、またはそのコレクションが返される場合もあります。
データプロバイダーの出力を指定する唯一の方法は、このプロパティを設定することです (Parm ルールで指定することはできません)。
このプロパティの指定は必須です。
SDT (または、ビジネスコンポーネントであるトランザクション) を KB エクスプローラーからデータプロバイダーのソースにドラッグすると、 [ Data Provider Output ] プロパティが自動的に SDT (または BC) の名前に設定されます。
GeneXus Transaction オブジェクトは、ユーザーインターフェース (フォーム) で、データベースレベルの階層データを表す方法でもあります。一方、フォームは含まず、トランザクションの結果の階層構造 (およびすべてのロジック) だけを含むコンポーネントのことをビジネスコンポーネント (BC) といいます。ビジネスコンポーネントには、SDT オブジェクトも関係します。つまり、SDT オブジェクトを使用できるのと同じ状況で階層構造を使用します。したがって、データプロバイダーの出力として、SDT オブジェクト (または、そのコレクション) だけでなく、BC (または、そのコレクション) も使えることになります。
データプロバイダーの出力が SDT でも BC でも、違いはありません。BC の構造は、SDT と同様にデータ プロバイダー ソース内でデータを受け取ります。
考慮すべき重要な点は、データプロバイダーを呼び出すオブジェクトが、データプロバイダーが返す結果を処理し、Insert メソッドまたは InsertOrUpdate メソッドを実行してデータベースに対する挿入操作を行うことです。
次のプロパティでは、 [ Data Provider Output ] プロパティで設定したタイプのインスタンス、コレクション、行列のいずれを返すかを変更できます。
- [ Collection ] プロパティ
- [ Collection Name ] プロパティ
このプロパティは設計時にのみ適用されます。
オブジェクト: Data Provider
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